人材派遣
このニュースに怒ってる。
生活保護受給者が支援によって就職し、保護廃止となった場合、1人当たり6万1111円を委託料に加算する―。大阪市が民間企業に委託する「総合就職サポート事業」の特約条項です。
要は生活保護受給者の就職を大阪市の委託した民間企業が支援して、受給者が就職できれば支援を受け持った民間企業に報酬が入るというもの。
一見どうってことないことかもしれない。支援業務を行ってその報酬を得るのは何も悪いことではないように見える。でも企業というのは利益を最大化するのが目的なので受給者の事情よりも企業の利益の方が優先されるんじゃないの?ばかなの?この仕組み。
もっと腹が立つのは、この業務を受け持ってるのがパソナ。政商、竹中平蔵が会長を務める会社。そしてもう一つの受託企業は、アソウ・ヒューマニーセンター。この会社は
ですって。アホらしくなってくる。政治家の身内が受託して金が入る仕組みになってる。アホらしくて涙がでてくる。
こういうのって後進国の独裁政権下で起こることですよ。進んだ民主主義国家では国民に利益が分配されるものだけど、後進的な独裁国家では少ない身内の人々に利益が循環するものなのです。詳しくは『独裁者のためのハンドブック』という本を読んでみてください。そういうことをアメリカの政治学者が研究の成果として書いてるから。
本件に大阪維新が関係しているのかは分からないけれど維新府政・市政下での政策だということは記憶にとどめておきたい。
もうひとつ。
大阪都構想の住民投票が2020年11月に行われ、僅差ではありますが否決されました。でもね、この一元化条例というのは実質的に都構想をやることなの。こんなアホなことあり得ない。
信じられへん。あの住民投票は何だったんだろう。絶対に許せない
— 岸政彦 (@sociologbook) 2021年1月27日
一元化条例案 公明が賛成で調整|NHK 関西のニュース https://t.co/XBT6IrSIG5
岸政彦先生も怒ってはります。というか、こんな出鱈目はないと思うんだけど。大阪維新のやることの滅茶苦茶っぷりは後進国の独裁政権しぐさです。なんでそうなのかは『独裁者のためのハンドブック』読んで。そういうことが書いてあるから。
ほんと大阪はどうなるのか。悪い方向にしか向かってない。
こういうの怒らないと駄目だと思うんです。怒らないと政治家が勝手なことやってるのを許すことになるから。ほんま腹立つわ。