クリスマス日記

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お店に行ってスマホのバッテリー交換をして貰った。もう一日バッテリーが持たない状態だったので。
作業をお願いする前にデータがとんでしまっても文句は言いません、みたいな書類にサインさせられたのだけれど、店員さんは魔女みたいに長い爪をしたとっぽい女性で、他に店員がいるような店でもなく、彼女がやるのだろうか、大丈夫だろうか、データぶっとんでしまうのではないだろうか、という不安があった。まあ何事もなく戻ってきましたけど。でもあれかなあ、こういうのも外見で人を差別してることになるのかなあ。

久しぶりに図書館に行った。年末年始に読む本を借りようと思って。筒井康隆を数冊借りた。少し前に『筒井康隆、自作を語る』というものを読んで、筒井作品には慣れ親しんでいたつもりだったけれど読んでいない作品も多くあることに気付いてそれを埋める為に借りてみた。

図書館の後に地元の大型書店に行ってみたけれど、書店と図書館というのは本が沢山並んでいるという共通項はあるものの、どうしても書店の方が読書意欲が湧く。本棚を端から端まで眺めてあれも読んでみたいこれも読まなければならないと思うのは書店の方が圧倒的に強い。本を売ろうとしている場所とそうでない場所を比べるのは酷かもしれないけど、その違いというのはディスプレイとかそういうものが及ぼす心理効果なのでしょうかね。

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書店で読みたい本、読むむべき本が見つけられない人が一定数いるという記事。

しかし書店に不慣れな人、本そのものに馴染みがあまりない人にとって、書店は意外に広大で、何を買ったら良いのかわからない・わかりにくいもののようです。
たとえばうつ病の患者さんに「書店に行って、自分の病気についての本を買って読んでみてはどうでしょう」と提案した時に、病気について役立つ本をたちまち購入できる人もいれば、そうでない人もいます。
なかには「健康食品でうつ病をなおす」的な、トンデモ系の本を探し当ててきてしまう患者さんもいらっしゃいます。

 こういう能力は、自分には備わっていると思う。オカルトやスピリチュアル、嫌韓や嫌中といったネトウヨ本みたいなのは嗅ぎ分けられるから。
記事の中でも

そうやって色々な本を読み、書店通いを続けるなかで鑑識眼情報リテラシーを少しずつ身に付けていったのだと思います。

とあるように訓練なのだと思います。書店に図書館に通い続けてそこにある本を読み真偽を見極めていく研鑚を続けていれば、そうそう悪書に手を出すことはなくなるのだと思います。
甥っ子や姪っ子の誕生日にバースデイカードと一緒に図書カードを送っているのも、自分で欲しい本、読みたい本を書店で選ぶという行為を子供の頃からして欲しいと思ってのことで、そういうことを続けていれば大人になってからも本を選ぶ眼力が身につくだろうと思ってそうしています。本を選ぶ能力がないとどうしてもベストセラーみたいなもの皆が読んでいるものを読もう、みたいな大人になってしまうと思うので。

文頭に貼り付けたサカナクションの『忘れられないの』という曲が好きになった。粘りのある太いベースにぐっときた。MVを見るとベースの人は女性なんですね。素敵だわ。やっぱりベースなのだよなあと思う。ベースが好きだ。もう一度練習して挑戦してみるべきかもしれない。

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サカナクションのベース、草刈愛美さん。素敵。

安酒を買って帰る。BENCHMARKというアメリカのバーボン。まあ美味いですよね。酒は。どんな酒でも。