Hotel California

www.youtube.com

会社の車での帰路、何気なくラジオをつけて森山良子がパーソナリティの番組を聴きながら運転していたら、リスナーからのリクエストでイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』が流れてきた。久々に聴いたけど名曲だなあと思って聴き入ってしまった。

帰ってきて少し調べたら1976年の曲らしい。自分が11歳の時で、その頃はもうFMラジオでいわゆる洋楽も聴いていた頃だが、なんとなくリアルタイムで聴いたような気がしない。中学生の頃に過去のヒット曲として遡って聴いて好きになったように思う。

こういう曲は、良い曲だと自分が思う評価の裏には懐かしさが多分にあるのは分かっているが、今の若い人が聴いてどう思うのだろう。やはり古臭いのだろうか、それとも古いけれど良いメロディの曲として聴けるのだろうか。分からない。

聴きたい時に聴きたい曲を聴くことは今のインターネット環境があれば不自由なく可能で、それはそれで便利でありがたいことだけれど、ラジオから不意打ちのように流れてきた曲に懐かしさや色んな想い出が蘇るのも悪くない。

ラジオのリクエスト番組って、聴きたい曲が聴けるものではなく、誰かの好きな曲を聴かされるものだけれど、それが時として良い。だって今日、森山良子のラジオを聴くまではホテル・カリフォルニアのことなんて思い出すことなんてなかったのだから。

やっぱりラジオは良いな、という、そういう話です。