お金
これを読んだ。
内容は以下の通り。
会社へ集荷に来た宅急便の人に「ご苦労様。お願いしま〜す」と声をかけたら部下氏に「部長〜。こっちは金を払っている客なんだから労いやお願いの言葉なんてかけなくていいですよ」と笑われた。寒い時代と思わんか。
— フミコ・フミオ (@Delete_All) 2020年11月18日
この件について面白可笑しく書かれたもの。
こういう人いるなと思って。お金払ってるんだから礼など言わなくてよい、なんて考え方の人。
会社でも下請けに対して無闇と横柄な態度をとったり無茶な作業を強いたり、そんな人がいるけれど、あれもこっちは金を払ってるんだ、という考えがあるからだと思う。金を払うのはお互いに契約した内容についてなのに、仕様外の要求を無理強いしたり。
会社の経営者でも、社員に無茶ぶりをして酷使する人がいるけれど、あれも給料を払ってるんだから何をやらせてもいい、という意識があるせい。
こういう人に共通しているのは、お金が価値基準の第一位で、他の基準がない。だからこういう人にとってお金を払っているというのは、自分が一番大事なものを提供しているのだから無限に見返りを寄こせ、という感覚になってるのだと思う。
この手の人は自分よりお金を持っている人には卑屈で、すぐ憧れて信仰してしまう。
可哀想な人達だけれど処方箋はないと思う。そういう風に育ったしそれが正義だと思ってるから。近寄らないようにしたい。